今年の特別公開では土浦市立博物館様が所蔵する土浦藩土屋家の刀剣83口のうち国宝を含む8口が展示されております。そのほかにも「武田二十四将図」や錦絵「天目山勝頼討死之図」・「武田勢天目山討死之図」などもご覧になれますので、ぜひ会期中に足を運んでみて下さい^^
【下記内容は「土浦市」様HPより】
特別公開「土屋家の刀剣」を開催しています
土浦藩土屋家刀剣の中から、国宝・重要文化財を公開しています
※番号は、土屋家刀剣の資料番号です
1短刀「筑州住行弘」筑前 南北朝時代
国宝、五百貫折紙付。
2代藩主政直の正室幾宇子の父、松平若狭守康信(篠山藩5万石)の名で篠山藩4代信庸から贈られた。
2短刀「国光」(新藤五)相模 鎌倉時代末期
重要文化財、拾参枚折紙付。
3太刀「信房作」備前 鎌倉時代初期
重要文化財、百枚折紙付。
2代藩主政直が老中を辞任した際に、松平新太郎(池田光政、岡山藩31万5千石)の名で池田家3代継政から贈られた。
4太刀「守家造」備前 鎌倉時代中期
重要文化財、百参拾枚折紙付。
5代将軍綱吉が和田倉門邸(土浦藩邸)に御成りになり、2代藩主政直が拝領した。
5太刀「恒次」備中 鎌倉時代初期
重要文化財、参拾枚折紙付。
徳川光圀(水戸藩28万石)が中納言の位を授かり、その祝儀として水戸少将(綱條)から贈られた。
6刀無銘(来国光)山城 鎌倉時代末期
重要美術品、五百貫折紙付。
朝鮮来聘使諸事総管の働きにより6代将軍家宣から2代藩主政直が拝領した。
12短刀「来国俊」山城 鎌倉時代
重要美術品、貮拾枚折紙付。土田源左衛門から贈られた。
84 刀 金象嵌「影法師」 筑前 南北朝時代
土屋家の祖である土屋右衛門尉昌次が所持していた刀。土屋家に代々相伝されていた。
【その他の展示資料】
・鉄黒漆塗三石紋仏二枚胴具足(二代藩主土屋政直所用)・・・当館所蔵,市指定文化財
・武田二十四将図・・・当館所蔵
・錦絵「天目山勝頼討死之図」
・錦絵「武田勢天目山討死之図」
【会期】
平成27年9月9日(水曜日)〜10月4日(日曜日)
◆土浦市立博物館◆
住所:茨城県土浦市中央一丁目15-18
TEL:029-824-2928
開館時間:午前9時〜午後4時30分
休館日:毎週月曜・祝日の翌日(祝日の翌日が土、日の場合を除く)
【アクセス】
<車>
常磐自動車道「土浦北」ICから10分
<電車>
JR土浦駅西口から徒歩15分