特別展『細川ガラシャ』9月24日まで開催中!!(熊本県立美術館様)
熊本県立美術館様で開催中の永青文庫展示室開室10周年記念・RKK開局65周年記念特別展「細川ガラシャ」の会期がいよいよ9月24日までとなっております。
ガラシャ本人をはじめ、関連武将の書状や所持品・パネル展示で100点以上も展示されておりますのでお近くの方でまだ行っていない方はぜひシルバーウィーク中に足を運んでみて下さい^^
【構成内容】
プロローグ ガラシャが生きた桃山時代の世界
第一章 戦乱に翻弄されたガラシャの前半生
ふたりの父親、明智光秀と細川藤孝
信長が取り持った忠興との結婚
運命を変えた本能寺の変
第二章 大坂への転居とキリスト教との出会い
忠興との復縁と大坂転居
ガラシャ、キリスト教と出会う
第三章 ガラシャからの手紙
第四章 ガラシャの最期、守ったのは貞節か、信仰か
西軍の挙兵とガラシャの最期
ガラシャの死を乗り越えて、細川家と関ヶ原合戦
ガラシャの死後、キリスト教政策の転換
第五章 死後に形づくられたガラシャのイメージ
近世に形成された「節女」「烈女」イメージ
逆輸入されたキリシタンイメージ
エピローグ こんにちのガラシャイメージ
特別展「細川ガラシャ」
永青文庫展示室開室10周年 RKK開局65周年
会期:2018年8月4日(土)〜2018年9月24日(月)
会場熊本県立美術館本館2階展示室
休館日:8月6日(月)、20日(月)、27日(月)、9月10日(月)、18日(火)
■主催
熊本県立美術館 公益財団法人永青文庫 熊本大学永青文庫研究センター
熊本日日新聞社 RKK熊本放送
■特別協賛
肥後銀行
■協賛
お菓子の香梅 金剛株式会社
【展覧会概要】
細川家ゆかりの名品をいつでも観覧できるスペースとして親しまれている永青文庫展示室。本展は、その開設10周年を記念する特別展です。 主役は、細川忠興に嫁いだ明智光秀の娘・玉。ガラシャの洗礼名で知られる女性です。その生涯は、幸せな新婚生活を送りながら、父が本能寺の変を起こしたために幽閉され、やがてキリスト教を熱心に信仰するようになり、関ヶ原合戦の直前に悲劇的な最期を迎えたというもの。波乱万丈な生きざまは、いまなお人々を惹きつけてやみません。
本展は、戦国乱世の激動と華やかな桃山文化を時代背景としつつ、ガラシャの動静を示す歴史資料やゆかりの品々を一堂に集め、100点を超える作品群でその実像に迫るものです。加えて、近世から現代まで語られ、描かれ続けてきたガラシャ関係の絵画や文学作品を展示。ガラシャイメージの歴史的変遷も跡づけます。
【主な展示品】
キリシタンとしてのガラシャを描いた 最初期の絵画
橋本明治《ガラシャ夫人像》 大正12年(1923) 島根県立美術館所蔵
戦国の名将にして、ガラシャの父
《明智光秀像》 桃山時代(17世紀) 本徳寺所蔵
※原本展示は9月3日から9月9日まで
ガラシャの夫・忠興の愛刀
《刀 銘 濃州関住兼定》室町時代(16世紀)永青文庫所蔵
本能寺の変の背景を示す話題の文書がせいぞろい
《長宗我部元親書状》天正10年(1582)5月21日付林原美術館所蔵
ガラシャが仕立てた忠興の雨具
《露払》桃山時代(16世紀)永青文庫所蔵
ガラシャ追悼のためにつくられた南蛮寺の鐘!?
《九曜紋南蛮鐘》桃山時代(17世紀)永青文庫所蔵
石田三成が真田昌幸父子に語ったガラシャの最期 長野県宝
《石田三成書状》慶長5年8月5日付(部分) 真田宝物館所蔵 ※8月28日(火)から展示
キリシタンとしてのガラシャを描いた最初期の絵画
浅見松江《細川伽羅奢》昭和5年(1930年)個人所蔵
◆熊本県立美術館◆
住所:熊本市中央区二の丸2番
TEL:096-352-2111
開館時間:9:30〜17:15(入館は16:45まで)
休館日:月曜日(祝日・休日の場合はその翌日)・年末年始
【アクセス】
<電車・バス>
JR「熊本」駅より熊本城周遊バス「しろめぐりん」で「熊本城二の丸駐車場」下車、徒歩3分
<市電>
熊本駅より熊本市電「熊本城・市役所前」または「花畑町」下車、徒歩約15分
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