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8月25日(日)まで。特別展『遊び』(京都国立博物館様)

京都国立博物館様で25日(日)まで特別展『遊び』が開催されております。

こちらは「遊び」がテーマのため戦国時代に特化した特別展ではないですが・・・今回の企画展では重要文化財で豊臣秀吉の長男・鶴松(棄丸)のおもちゃ「玩具船」が珍しく展示されておりますのでご紹介となります^^

重要文化財 玩具船 豊臣棄丸所用 京都・妙心寺蔵

「玩具船」といえば全長は約2メートル、幅約1メートル、高さ約1メートルもある玩具で、現在では車輪が動かないので動いた時にどのように進むのかわかっていませんでしたが、京都国立博物館様が先月にその詳細を発表されました><
それによると台車の下にある4つの車輪とは別に、船の下に中心軸のずれた大きな車輪が一つあることが分かり、前進するとその車輪によって船が上下に揺れる構造であった可能性が高いです。後ろから押したのかも知れませんが、一応船の前には紐が付けられており、その紐を引っ張って動かすという、引っ張る方にはなかなか重労働なおもちゃです^^;
会期は25日(月)まで!ぜひぜひご覧下さい^^


【下記は「京都国立博物館」様HPより】
この夏は「遊び」です。9つのテーマのもと、京都国立博物館の収蔵品から、楽しい作品、意外な作品、久々に登場する有名作品、滅多に並ばない面白い作品を選抜しました。各テーマと魅力的な作品の一部をご紹介しましょう。

1.神々から人へ
 神々のために歌い踊ることを「神遊び」といいます。競馬、蹴鞠、相撲なども神前に捧げる祭礼でした。これらの遊びはやがて人々の楽しみのために催されるようになります。

2.酒宴のたのしみ
 酒席には趣向がこらされます。酒は人の心を解放し、詩人に霊感を与え、人々の親交を深めますが、ほどほどに嗜むのが理想です。

3.年中行事
 日本には四季折々の行事があります。正月、雛祭り、端午の節句、七夕、重陽。特別な飾りや道具を用いて行われる、年に一度の祭礼に、人々は祈りを込めつつ、また非日常の楽しみを見いだしました。

4.遊山
 遊ぶということばには、日常を離れて広い屋外を気楽に歩きまわる、という意味もあります。花見や紅葉狩り、月見に船遊び。気の合う仲間と野外で宴会を楽しみ、あるいはひとりで季節の移ろいに心を震わせます。

5.遊興―芸能と大衆―
 歌も踊りも芝居も演者がプロになり、大衆へ向けて上演されるようになります。町には芝居小屋や宴会場が設けられ、芸事を身につけた美しい女性たちが客をもてなす遊里も発達します。

6.清遊―文人のたしなみ―
 君子は「琴棋書画」を嗜みます。すなわち音楽、囲碁将棋、詩文、絵画という四つの芸道を極めながら決して生活の糧にはしないのが、東洋の知識人が理想とする暮らしでした。心を通わす友人と知性を磨きあう、清らかで豊かな遊びの世界です。

7.動物のたわむれ
 動物も遊びます。そして、人も動物と遊んだり、動物で遊んだりしてきました。馬に乗って球を打つポロ、闘鶏や闘犬、鳥の鳴き声比べなどは動物がいなければできません。子犬と子供などは互いに格好の遊び相手といえるでしょう。

8.室内の競技
 平安貴族は室内遊びの天才です。中国から伝わった囲碁、和歌の教養を基礎にした歌合わせ、香合わせに貝合わせなど、団体戦もあれば個人戦もあり、多くは賭け事を伴いました。時代を経て発達したお座敷遊びを集めます。

9.子供の遊び、雑技、曲芸
 遊びころげる子供の姿は、なごやかで幸せな暮らしの象徴です。子供の健やかな成長を願って作られる人形やおもちゃのほか、人々を笑わせる雑技や曲芸など、にぎやかで楽しい雰囲気の作品を展覧会の最後に並べます。

【主な展示品】
 ・重文『飲中八仙図屏風』海北友松筆 6曲1隻 (京都国立博物館蔵)
・『蓬莱文長柄銚子』 1柄 (京都曼殊院蔵)
・『四季景物文様小袖』1領 (京都国立博物館蔵)
・『京洛年中行事図扇流屏風』 狩野元信筆 6曲1隻1 (京都光円寺蔵)
・『四条河原遊楽図屏風』 2曲1隻
・『片身替蒔絵螺鈿双六盤』 1面 (京都三時知恩寺)
・『島原遊楽図屏風』 6曲1隻
・『カルタ美人図』 1面
・『邸内遊楽図屏風』 6曲1隻第6章 清遊─文人のたしなみ─
・重文『琴棋書画図襖』 月船宗継筆 8面 (京都国立博物館)
・重文『琴棋書画図屏風』 海北友松筆 6曲1双 (京都妙心寺)
・『唐美人唐子図襖』 狩野孝信筆 4面 (京都光隆寺)
・重文『福富草紙』 2巻のうち (京都春浦院)
・重文『玩具船』豊臣棄丸所用 1基 (京都妙心寺)
上記含め128点を展示


◆京都国立博物館◆
住所:京都市東山区茶屋町527
TEL:075-525-2473
開館時間:午前9時30分から午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
 ※ただし会期中の毎週金曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
休館日:月曜日

【アクセス】
<車>
名神自動車道「京都南」ICより約20分
<電車>
京阪電車「七条駅」下車、徒歩7分
<バス>
・京都駅前D1のりばから100号、D2のりばから206・208号系統にて「博物館・三十三間堂前」下車、徒歩すぐ
・四条河原町から市バス207号系統にて「東山七条」下車、徒歩3分
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