南島原市×西南学院大学博物館連携特別展 『初公開資料!原城落城のとき-禁教・潜伏への道のり-』 (南島原市教育委員会様)
南島原市様と西南学院大学博物館様の連携特別展『原城落城のとき−禁教・潜伏への道のり』が原城図書館で開催中です。
天草四郎の首を取った細川家家臣・陳佐左衛門が記した「有馬城乗之節之証人指出」(熊本大学付属図書館所蔵)や兵士12人が各戦功を書いた「有馬の陣の差出し」(熊本大学付属図書館所蔵)、市内初公開となる史料14点を含む25点が展示されております。
映画『沈黙‐サイレンス‐』なども現在公開中で話題の作品となっていますが、こちらの特別展でも踏み絵をさせた記録帳「宗門改影踏帳」などキリシタンにまつわるこの地ならではの史料も展示されております。ぜひ会期中の3月20日(月)までに足を運んでみて下さい^^
【下記内容は「南島原市」様HPより】
平成29年2月15日(水曜日)から3月20日(月曜日)にかけて、南島原市・西南学院大学博物館連携特別展「初公開資料!原城落城のとき―禁教・潜伏への道のり―」を開催します。これは、平成27年3月に南島原市と西南学院大学博物館が締結した「研究・教育に関する協定」の一環として行うもので、昨年度に続き、2回目の開催となります。今回のテーマは「原城落城のとき」です。
本特別展では、”原城落城のとき”を新たな時代の幕開けと位置づけ、島原・天草一揆を中心にその後の幕府の禁教政策や潜伏キリシタンについて多数の南島原市初公開資料とともに紹介します。一揆終結直後、幕府軍兵士たちによる記録や潜伏キリシタンが実際に所持していたとされる信心具など、当時の様子を生々しく語る資料も多数展示いたします。
これらの資料を通じて、今から380年前、南島原を舞台に戦った人々の想いと息遣い、そして後世へ残した衝撃をぜひご体感ください。
南島原市×西南学院大学博物館連携特別展 『初公開資料!原城落城のとき-禁教・潜伏への道のり-』
・日程:平成29年2月15日(水)〜3月20日(月)
・場所:原城図書館
【展示構成】
一章 島原・天草一揆
二章 禁教政策の展開
三章 潜伏キリシタンの世界
【主な展示品】
有馬城乗之節之証人指出(熊本大学付属図書館所蔵)
有馬の陣の差出 (松井文庫 熊本大学附属図書館所蔵)
キリシタン制札 (西南学院大学博物館所蔵)
銭仏(天草市立天草キリシタン館所蔵)
宗門改影踏帳
など
◆原城図書館◆
住所:長崎県南島原市南有馬町乙1314番地1
TEL:0957-73-6767
開館時間:10時00分〜18時00分 (木曜日は12時00分〜20時00分)
休館日:・毎週火曜日 ・図書整理日 毎月最終金曜日 ・年末年始 12月29日〜翌年1月3日
【アクセス】
<バス>島鉄バス「南有馬庁舎前」バス停から徒歩5分
<車>島原市内から車で約1時間